アジャイルでは見える化を徹底する。
これでもか、というくらいなんでも見えるようにするのだ。
作業の進み具合はもとより、今回のイテレーションゴール、チームで決めたルール、ふりかえりで出た改善点など、あらゆるものを見える化していく。
アジャイルの見える化に必要な3種の神器をご存じだろうか。
- 付箋
- サインペン
- 定規
鉄板メニューである。
そして、当然、壁。
開発チームは、自分達でチームの部屋を選べることは少ないだろうが、なるべく壁の量が多い部屋がいい。
窓が大きすぎると壁が減る。
明るく快適でありながら、使いやすい壁も確保できる部屋がいい。
付箋は強粘着がいい。
チームボードには大抵3~4カラムあるから、タスクを遷移するうちに、急速に粘着力を失う。普通の付箋だと大抵一日経つと剥がれてしまう。。
デフォルトは黄色の正方形付箋がいい。チームのタスクはこれに書くのがオススメ。
青い付箋はユーザーストーリー。顧客価値の塊だ。
ピンクの付箋は、プロダクトオーナーからの緊急タスク、不具合、課題等、早急に対応が必要な項目に使う。
長方形の大きめの付箋は、見出しやエピックとして使える。
付箋は5種類セットのものがある。
大抵以下の色だ。
- 黄
- ピンク
- 青
- 緑
- オレンジ
サイズも長方形の大きめのもの(75mm x 127mm)と、正方形(75mm x 75mm)の2種類ある。
色とサイズの組み合わせで10通りの表現ができる。
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ペンは水性でスイスイかけるのがいい。
なんでも書きたくなるようなペンを選ぼう。見える化するのだから、太めのペンで、大きく書こう。1~2メートル離れてもよく見えるように。
ペンの色も黒、青、赤の3種揃えると、色にも意味をもたせることで表現が豊かにできる。
- 例えば、一番最初に書くのは黒。
- 次に加筆や、更新を青。
- 作業が完了したら赤丸で囲み、同じく、赤で実績時間を書く等。
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定規は最低50センチ以上、できれば1メートル前後のものがいい。
長くなると重くなる。プラスチック製のものを選ぼう。
タスクボードにカラムを追加したり、レーンを追加したりするのに重宝する。
チームルールや改善ボードを作るときも枠をキレイに書ける。手書きでもいいが、人間は30センチ以上長い線を書くと大抵直線にならない。どうしてなんだろう。。。
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アジャイルツールキットはチーム単位で揃えよう。
道具箱にいれて、すぐに取り出せるようにする。
スクラムマスターは常に付箋がストックされているよう注意しよう。
アジャイルで見える化する理由?
それは開発チームが主体的に行動するため。
アジャイルにおいて、開発チームは、自律したチームとして自らの作業を計画、実行、管理していく。
全ての作業をチーム単位で行うから、チームのタスクはメンバー全員に見える化しないといけない。そして正しく作業を進めていくには、タスクの状況を正確に把握しなくてはならない。
良いことも悪いことも、現地現物で状況を掴み、自分たちで検査し適応していくために、情報の見える化はとても重要な仕組みである。
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