ディズニーランドをご存じだろうか?
知らない人の方が少数派だろうか。
ディズニーランドはアメリカ発の超一級アミューズメントパークだ。
全世界5カ国8拠点で展開している世界規模のアミューズメントパークである(2011年に開業したハワイには、パークはなくディズニーリゾート&スパのみ)。
日本は本家アメリカにあるカリフォルニア州、フロリダ州に次いで、世界で3番目にできた歴史あるディズニーリゾートだ。
私も毎年3回、ディズニーの雰囲気を楽しませてもらっている客の1人である。2回は子供達の誕生日、もう一回はクリスマスシーズンだ。
レインボーブリッジを渡り、湾岸道路を通って、あっという間に到着する。高速道路なら30分もかからない至近距離だが、娘達に取っては非日常、誕生日は一大イベントである。
到着したら、ビビブー(名前が長いので私はこう呼んでいる)で衣装を着て、靴を履いて、それから髪をセットしてもらう。お姉さん達3人に、髪のセッティングから、マニキュアから、アイシャドウやらお化粧までしてもらい、ご満悦である。気分は既にプリンセスだ。手袋をして完了。
さぁ、次は写真撮影である。ディズニーランドホテルの広場を挟んで向かいの建物で、プリンセス写真を撮る。ポーズを決めて、かわいくなった自分達を撮ってもらう。もう嬉しくてたまらない様子だ。
その後は、家内と子供達の写真セレクションタイムである。
私としては、既にディズニーで十分遊んだくらい満足なのだが、本番はこれからだ。写真を選んでお会計を済ませたら、いよいよ入園である。。。
家内や子供の方がパークの設備に詳しい。
どこでどんなアトラクションをしているか、何時からショータイムなのか熟知している。手を引かれながらついていくだけだ。
だが、ショーを見てみるとどれも超一級のエンターテイメント。見応えがある。いつの間にか子供達と一緒に楽しんでいる自分がいる。
ディズニーはプロダクトというよりも、体験型エンターテイメントだが、毎年来ても楽しめると言うことは、飽きさせない特別な仕掛けがあるのだろう。
家内や子供達は年間パスポートを持っているから、毎月ディズニーに行っている(通っている!?)。夏休みなんかは週1回ペースで行っているようだが、よく飽きないものだ。
アミューズメントパークに毎週訪問する既存客のリピート率はたいしたものだろう。
大人が、おいしいレストランを見つけると、しばらく週1で通いつつづけるのと同じようなものだろうか。
ディズニーランド、なぜ人気があるのだろうか?
なぜ、毎年訪れるのだろうか?
なぜ、毎月行く人がいるのだろうか?
なぜ、連日パスポートを購入して、連続で入園するお客さんがいるのだろうか?
ディズニーランドに行かなくたって、死にはしない。。
でも、これだけ頻繁に訪れるのは、楽しいからに他ならない。
私も子供達の誕生日の直前まで、ディズニーかぁ、と思うのだが、行ってしまえば、なかなかどうして楽しめる。
ディズニーランドだからこそ得られる体験。
ディズニーランドでしか得られない体験があるから、それを求めて人が来園する。
確かに、ディズニーの雰囲気は普段の生活ではありえない。
運転していて、ミッキーマウスが目の前の道路を横切るのを見かけることはないし、電車に乗っていてミニーと同席することもない。
特別な雰囲気の中で、普段味わえない特別な体験がディズニーランドにある。その希少価値が子供にも大人にも受けているのだ。
ここにしか存在しない希少価値がディズニーでの体験を特別なモノにしている。
プロダクトを鑑賞して楽しむ、プロダクトを使って楽しむ、無形のエンターテイメントを体験して楽しむ。そこでしか味わえない希少価値に加え、何か感情に訴えかけてくるものがあるから特別感が生まれる。
有形であれ無形であれ、いいプロダクトにはエモーショナルな something special が必要だ。
希少価値とエモーショナルな要素、これが優れた製品やサービスには不可欠である。
最期に、ディズニーを海の上で楽しめる体験をご紹介したい。
「バハマで過ごすクルーズ旅行」だ。
バハマはアメリカ人が大好きなリゾートだ。
東海岸に住むアメリカ人なら、リゾートと聞くと思い浮かべる国のひとつは「バハマ」だ。
大抵、バハマ、プエルトリコ、キーウエストまたはキーラーゴあたりである。
バハマはカリブ海に位置する。
暑いが、カラッとしていて快適だ。
そして、海と空が、絶句するほど美しい。
私が、初めて30センチの至近距離でイルカを見たのはバハマである。私がイルカに餌をあげたり、イルカさんに押してもらって海の上を空中で歩いた(?)のはバハマである。
イルカは本当に人間の言葉がわかるのではないかと思うほど、お利口だ。
夢の国ディズニーのエンターテイメントを洋上で満喫し、バハマも体験できるプランがこちらである。
ご興味のある方は、旅行の日程等確認していただきたい。
ディズニークルーズとバハマのコンピレーション、大人のあなたも特別でエモーショナルな体験をしてみてはいかがだろう。
カップルでも、キッズと一緒でも、きっと特別な旅になるだろう。