Prince2 Agile アジャイル版プリンス資格試験概要

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英国プロジェクトマネジメントPrince2 Agileの資格試験概要について説明しよう。

その名の通り、プリンスのアジャイル特化版である。

ノーマルプリンスはこちら。

英国プロジェクトマネジメントPrince2資格試験概要

プリンスプロジェクトの特徴の一つは、上位マネジメントによるプロジェクトの監督・指揮である。

2015年に始まったアジャイル版プリンスにより、プロジェクト成果物を提供する作業階層についてもガイダンスを示すことになり、プロジェクト全レベルにおいて、包括的にフレームワークを提供することになった。
プリンスにアジャイルがブレンドされたことにより、プリンスのフレームワークは更に充実し、バランスよくなったと言えるだろう。

アジャイル版プリンスでは、上級マネジメントによるプロジェクトのコントロールを維持しつつ、現場レベルでは、自己組織化により、チームが主体的に判断し、変化を取り込みながら顧客価値を創造することを推奨している。

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では、試験概要から見ていこう。

  • 試験形式:選択式(4択)
  • 問題数:50問
  • 合格ライン:60%(30問正解)
  • 試験時間:2時間半(150分)
  • 出題形式:シナリオを読んで解答
  • 公式マニュアルの持ち込み: 可

公式マニュアルは英語で”Prince2 Agile Guide”と呼ばれており、本マニュアルのみ持ち込み可能だ。

現時点で受験できる言語は3つ。

  • 英語
  • ドイツ語
  • ポーランド語

2018年5月現在、日本語試験はないが、世界的に多言語での受験ニーズが高まっているため、日本語化が決定したら案内したい。

他のプリンス同様、試験だけでも受験可能だ。公式マニュアルは試験会場に持ち込めるので、受験者はマニュアルを購入して勉強することになる。もちろん研修とセットのコースもあるから、自分の好きなほうを選べばいい。

アジャイル版プリンスの書籍をこちらで説明しているので、参考にしてほしい。

英国プロジェクトマネジメントPrince2 Agile概要

アジャイル版プリンスには受験要件がある。
以下の資格保有者は受験要件を満たしている。

  • Prince2ファンデーション
  • PMI認定PMP (Project Management Professional)
  • PMI認定CAPM (Certified Associate in Project Management)
  • IPMA Level A/B/C/D

< アジャイル版プリンス試験概要 >

No. 概要 比率
1 一般的なアジャイル概念の理解。
スクラム、カンバン、リーンスタートアップ等のフレームワーク。
アジャイルな行動、考え方、テクニック。
6%
2 Prince2にアジャイルを統合する目的と概念。
プリンスにアジャイルを統合するメリット。
・ 組織
・ プロジェクト
・ 人アジャイル版プリンスのプロジェクト体制。
・ 指揮レベル
・ マネジメントレベル
・ 成果物提供レベル
※レベルは階層と同義。
6%
3 Prince2 Agileのフォーカスエリアについて。
・ アジロメーター
・ 要求
・ 密なコミュニケーション
・ 頻繁なリリース
・ 契約
24%
4 Prince2 Agileの固定パラメーターと非固定パラメーター。
プリンスプロジェクトの6つの側面と許容度について。
・ 品質
・ スコープ
・ 時間
・ コスト
・ リスク
・ ベネフィット
16%
5 Prince2 Agileにおけるプリンスの7原則。

アジャイル版プリンスにおけるテーラリング。
・ テーマ
・ プロセス
・ マネジメントプロダクト

48%

試験問題は全部で50問だ。
最初の6問は単問である。
1~2行程度の質問を読んで解答する。
4択から最もふさわしいものを選ぶ。たまに微妙な問題もあるが、答えは一つだけなので、最適なものを選択する。

7問目~50問目まではシナリオを読んでの解答になる。

シナリオは2ページ程度だ。アジャイルなので、大抵2ページ目に週単位のスケジュール表が出てくる。だから、実際に英語で読む量は1ページ位だろうか。

追加で、半ページから1ページくらいの補足シナリオがある。
問題によっては、補足シナリオを読んで答える。
以下の要領である。
7~18番は補足シナリオAを読んで答えよ。
19~26は補足シナリオBを読んで答えよ。
27~38は補足シナリオCを読んで答えよ。
39~50は補足シナリオDを読んで答えよ。

試験の構成から、最初の6問をさばいた後、7問目からシナリオを読んで解答する。
全体シナリオを読んだうえで、問題毎に補足の追加シナリオがあればそれを読んで解答する。

シナリオには自由にメモしてかまわない。
PMPのように計算する問題はないから、ポイントに線を引いたりする程度かもしれないが、自分の問題用紙は自由に使っていい。

最後に、アジャイル版プリンスのファンデーション資格試験が、2018年(今年)の夏に新設される。

プリンスを持っていない人は、秋口まで待って、アジャイル版プリンスのファンデーションから始めるのもひとつの方法だ。
アジャイル・ファンデーション取得後、プラクティショナーを目指すと受験資格も満たせるし、基礎固めもできているので一石二鳥だ。

将来的にアジャイル版プリンスが日本語化されれば、受験者も有資格者も爆発的に増えるから、先行投資して今のうちに取っておくのもお薦めである。

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