ラージスケールスクラム(LeSS)の完成の定義(Doneの定義)

ラージスケールスクラム(LeSS)では、プロダクト全体で共通の完成を定義します。

日々の作業はチーム単位で行いますが、対象となるプロダクトは共通ですから、全てのチームで「仕上げレベル」を共有します。

プロダクト共通の「完成の定義」を上回る品質基準を、チーム単位で目指してもかまいません。

各チームの成長に伴い、プロダクト標準の「完成の定義」を拡張し、スプリント毎にリリースすることを目指します。最終的には、スプリント中、頻繁にリリースすることを目指します。

チーム間で経験や実装能力にバラツキがある場合、共通プロダクトに関わるチーム横断で教えあい、学びあいながら、プロダクトレベルの「完成の定義」の底上げを目指します。

以下、原文の抜粋:

  • One Definition of Done for the whole product common for all teams.
  • Each team can have their own stronger Definition of Done by expanding the common one.
  • The perfection goal is to improve the Definition of Done so that it results in a shippable product each Sprint (or even more frequently).

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