人はリソースなんかじゃない

ラージスケールスクラム(LeSS)では、人をリソースとは見なさない。

人間は学んで成長することができる。今日できなかったことが明日できるかもしれない。コードが少し上手にかけるかもしれない。人類は日々進歩する。人間はよくなる。

ボッデ氏は、次のように説明しています。

机は1年たっても机だ。

椅子も、1年立っても椅子だ。

椅子は何年経っても、椅子の機能しかもたない。

だが、人間は違う。
人間は成長する。新たなスキルを身につけることができる。速く走ったり、泳いだりできる。

できなかったことが、できるようになる。

リソースというと、静的で固定である。
人間はリソースではない。人間は、新たなスキルを身につけ、進化できるのだから。