スクラムとメークアップは似ているという話し

先日化粧品関係の方から非常に興味深い話しを聞いた。

「メイク上達の鍵は、プロのメークアップアーティストから学び、練習を繰り返すこと」

メークアップアーティストにメイクしてもらい完成した顔を写真にとって、その後は、日々「その顔」が再現できるよう研鑽を積む。「研究」と「練習」が上達の鍵だという。

そしてメイクをするときに必要なのは:

  • 明るい部屋
  • 大きな鏡
  • ちょっぴり上質なブラシ

だそうだ。

  • 明るい部屋は顔の細部まで照らし、顔がよく見える
  • 大きな鏡は、全体を俯瞰することができる
  • 上質な道具で、品のよい仕上がりを実現できる

他にも面白いポイントがいくつかあった。右半分は、私なりにスクラムに置き換えてみたものである。

  • あわない化粧品を無理して使わない→あわないツールを無理して使わない
  • 何度も理想の顔やお手本を見る→スクラムガイドを頻繁に、継続的に参照する
  • 惰性でメイクしない。毎日意識してメイクする→毎日創意工夫を繰り返す
  • 「オフィスメイク」、「パーティメイク」、「週末ナチュラルメイク」等テーマ毎にメイクを変える→スクラムのセレモニーをコンテキストにあわせる
  • 丁寧にメイクする→丁寧に品質を作り込む
  • うまくできた時のテンション上がる感を楽しむ→成果発表会を楽しむ

なりたい自分、お手本を用意し、日々研究し、練習を重ねる。メークアップはスクラムとの共通点が多かった。

スクラムガイドと照らし合わせながら、自分たちの行動を日常的にふりかえってみるのはいかがだろう。

メイクが喜びに変わる答え