子曰く、故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る。
先行き不透明であればあるほど、過去を知ることが大切です。過去の積み重ねが「今」であり、「今」の積み重ねが未来を創ります。過去から今、そして今から未来は全て繋がっています。
- テストの点数を見てびっくりする
- 体重計に乗ってびっくりする
- クレジットカード明細を見てびっくりする
総じて、私たちは過去を正しく認識していません。結果、今起こることにびっくりしてしまうのです。
アジャイルのような反復開発では、イテレーション毎にメトリクスが明らかになります。繰り返し開発ではトレンドを追っていくことが重要になります。トレンドを分析することで来る未来を予測します。
過去は未来を約束しませんが、過去は未来を高い確度で物語ってくれます。理想の未来に近づいているなら、今を継続することでしょう。違う未来を望むなら、今の活動に変化をつけていく必要があります。
未来の予測可能性を高めたいなら、過去を知ることです。温故知新が1番の近道です。
子曰く、故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る。