プロダクトはプロダクトライフサイクルを辿ります。インダストリやドメインにより期間は様々ですがフローは同じです。
プロダクトライフサイクル:
製品・サービスのイントロから始まり、成長、成熟、衰退と推移していきます。
衰退フェーズでは、プロダクトを手仕舞うのか、もう一泡吹かせるのか考えるフェーズです。売上げや利益率が下がり維持コストを圧迫し始める時期です。
衰退フェーズでは大きな投資はできませんから、投資コストは抑えなくてはなりません。代表的なアプローチは二つです。
- マーケットを変える
- ターゲットグループを変える
マーケットを変えるとはストラテジーを日本から海外にシフトすることです。アメリカで衰退しつつあるプロダクトがアジアでは成長株であることもあります。ロケーションを変えることで新たなニーズを発掘できます。
ターゲットグループの変更はペルソナ変更です。ストラテジーを若い年齢層にシフトするとか、シニア層にシフトすることです。
その際、有効なストラテジーがパッケージの刷新です。
プロダクト自体は変わっていなくてもターゲットグループにあわせてパッケージングを改良します。若々しくスポーティーなデザインにしたり、ほんわか落ち着いたデザインにしたり。
女優や俳優が名前を変えてデビューし直すことがありますが、それと同じです。意気込み以外は同じですが、フレッシュな印象を与えることができます。
人は新しいものが好きなのです。製品・サービスをフレッシュに維持することが重要です。
あなたのプロダクトはプロダクトライフサイクルのどこにいますか。
プロダクトを下支えする為に、パッケージデザインを変えるストラテジーもあります。