働き方改革とプラスアルファで考えたいこと

新型コロナの影響で働き方が問われています。働き方改革はコロナ以前から叫ばれていたことですが、更に重要な意味を持つようになりました。

働き方を問うことは大いに結構なことなのですが、そもそもなぜ働くのか考えるよい機会だと思います。

なぜ働くのか?

目的はなにか?

その目的を達成するためになにをするのか?

そして、どう働くのか。

なぜ働くのか、そのために何をすべきかを問わずに、どう働くのかを考えても効果が半減してしまいます。

例えば、体重を落とすというゴールがあるとします。そのために、毎日食後に散歩しているとします。散歩コースを大通りから静かな住宅街に変えるというのは散歩ルートの変更に過ぎません。減量するなら、いくらでも他の方法があります。加圧トレーニングでもいいですし、食事制限もあります。そもそも減量の目的が、来月のボクシングの試合のためなのか、メタボを解消するためなのかによってすることも変わってくるでしょう。

働き方改革なんて名前が付いているので、すごいことのようですが、働き方の変更なんて改革でもなんでもありません。なぜ働くのかを突き詰めて、目的達成のアクションそのものをドラスチックに変えることが改革です。

「働き方」からではなく、「なぜ働くのか」、そして「何をして目的を達成するのか」を考えてみてはいかがでしょうか。