「完全な」完成の定義と「現状の」完成の定義を比較して、キャップを埋めていくという記事を見つけましたので、ここに紹介します。2014年掲載の記事ですが、今でも使えます。大規模スクラムでは「完全な」完成の定義を「完璧」なDoneの定義と読んでいますが、考え方は同じです。
左右に並べることで、行の列でも即座に差分がわかるので改善のインセンティブになります。見えないことは改善できません。常に見えることで脳に刻まれていきます。完成の定義の拡張を促すよい手段だと思います。
https://www.infoq.com/jp/news/2014/03/process-definition-done/
ちなみに終盤にJIRAの記載がありますが、完成の定義はJIRAに含めず、チームが見えるところに張っておくのがよいです。JIRAのPBIにはストーリー毎の受入基準をエントリしておきます。