製品・サービスの差別化を考える道具に「ストラテジーキャンバス」があります。
ストラテジーキャンバスはX軸に評価する視点、Y軸に評価レベルを書きます。
下の図をご覧下さい(出典:ブルーオーシャン)

X軸には、「価格」、「機能」、「性能」、「操作性」などの評価ポイントが並びます。そして、Y軸には各評価ポイントにおける評価点がつきます。
おなじキャンバスに自社製品とライバル会社の製品をプロットすることで、差別化ポイントが明確になります。評価ポイントによっては自社しかない、またはライバル会社にしかないものもあり、それはブルーオーシャン領域になります。つまり競合が不在であり、マーケットリーダーであることから太いマージンを得ている領域になります。X軸の評価ポイントには基本的な要素を並べた後、差別化が計られている視点やブルーオーシャンの分野を追加します。
ストラテジーキャンバスを定期的に見直し、差別化ポイントを磨き、ブルーオーシャン領域を創造することで自社の持ち味を活かし、マーケットでの勝機を高めます。