アジャイルな働き方をするために大事なことは何でしょうか。
それは、「自分であることを大切にすること」です。
前提として、アジャイルは不透明な状況で適用されます。VUCAな状況では、今あるガバナンス、プロセス、ツールは役に立ちません。新しい世界で必要なのは「勇気」と「創造性」です。だから多様性のあるチームが必要なのです。
多様性のあるチームには多くの情報が集まります。多くの視点に基づく意見交換が可能になります。よいアイデアは多くのアイデアから生まれます。そして多様性のあるチームにはその素地があります。
せっかく多様性のあるチームなのに、遠慮して誰かにあわせたり、圧力で組織の型にあわせたのではイノベーションは起こりません。人の顔がみな違うように、私たちは考え方も違います。私たちのオリジナルなものの見方をぶつけることで、他のメンバーの考え方もスパークします。チームのアイデアがジャンプします。
個性はパワーです。
アジャイルな働き方はイテレーションで開発することだけではありません。アジャイルであるとは、自分の個性を大切にし、いつもありのままの姿でいることです。それはとても勇気のいることですが、それができたとき、私たちの個性をチーム全体のインサイトに昇華することができます。