アジャイル開発のスプリントもイテレーションもタイムボックスです。時間がきたら作業を強制終了して、その段階でできたものを検査します。そして、働き方も検査します。
成果のあったスプリントもあれば、うまくいかなかったスプリントもあるでしょう。それでも、切り替えて新たな気持ちで次のスプリントに取り組めるのがスクラムのよいところです。
だらだら引き延ばさずに、積極的にリセットしていきます。前のスプリントがどうあれ、新たなスプリントを新たな気持ちで始めることができるのです。
ひとつ注意したいのは、リセットすることはすべてを忘れさることではありません。スクラムではやってみた結果、学習を仕入れます。経験階段を一段ずつ登っていきます。リセットして、ただ同じ過ごし方を繰り返さないように注意したいものです。