9チームからそれ以上のチームで構成されるプロダクトでは、「エリアプロダクトオーナー」と呼ばれる役割が追加されます。そして、これをLeSS Hugeと呼びます。LeSS自体スケールしたスクラムですが、更に大規模版(Huge版)ということになります。
LeSS Hugeでは、プロダクトが大きくなりますから、いくつかのエリアに分けて、エリアPOを立てます。エリアPOはベーシックLeSSのPOと同様の役割を担います。チームも、エリアPOをPOとみなして作業します。
POはエリアPOと、要求・設計・実装・テスト・リリース等、戦略の同期をとります。下の図でエリアプロダクトオーナーはAPOです(LeSSサイトより抜粋)。
エリア毎にエリアプロダクトバックログを作成します。
そして、エリアプロダクトバックログは各エリアのPOが管理します。
エリアがそれほど大きくない場合、エリアのプロダクトバックログを作らず、本丸である全体プロダクトバックログに統合し、エリア単位で絞り込めるフィルターを付けて運用するケースもあります。
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