スプリントには自分の都合も予約します。
スプリントバックログにはスプリントで行うプロダクトの実装計画を含めます。プロダクトの制作時間を含みます。
スプリントバックログには、プロダクトの新たな部分だけでなく、既存機能を洗練させていくアイテムも含みます。そして、プロダクトを維持していくために必要なアイテムも含めます。更に、人間ですから一息ついたり、休憩する時間も含めます。
プロダクト制作は、半年や1年で終わりません。プロダクト・ライフサイクルは長いのです。その間にはいろいろなことが起こります。関わる私たちにもいろいろな変化が起こります。プロダクトの成長と、制作側の成長、その両立が継続的に必要になります。
物事の両立にはトレードオフ判断がつきものです。様々な要素のバランスが不可欠です。
どちらかの犠牲の上に成り立つプロダクトも人間もありません。
自分の声をきくこと、自分の都合も踏まえて計画することは、関わるプロダクトを尊重し、維持することにつながるのです。