製品サービスを後発で出す場合、既存の製品と同じようなスペックなら安くないと売れません。言い換えると、価格競争に巻き込まれないためにはユニークな製品でなくてはならないのです。
もし市場に比較対象がなければ、興味を持った人は、価格ではなく主観で買ってくれます。
新しい製品サービスを使うのはその製品のアーリーアダプター層です。アーリーアダプター層にとって最重要なのはその製品の利用価値です。高価でも価値がありうれしさがあれば使ってくれます。
難点は新しい製品はそう簡単に生まれません。思いついたアイデアが即製品化されることはほとんどありません。
新しさを演出するために、組合せの妙味を使う方法があります。普通は組合わせないものを融合してみるのです。
油が多そうなラーメンに、更にこってりとしたチーズを混ぜたり、北海道と九州の両極端な食材を混ぜたり、ゴールドとラバーを組合わせたり、通常はタブーと言われている素材や色合いをまぜまぜしてみるのです。すべてが新しい訳ではありませんが、でてくると違和感と共にめずらしさが生まれます。
そういう製品サービスをセレブがうまいとインスタしたり、スポーツ選手が身に着けるとやがてマス層に浸透していきます。
アーリーアダプター層は、先入観なく、そのものの良さを評価してくれる人たちです。彼らがどんなタイプの人たちで、何を求めていて、どのようなめずらしさをプラスするとトライアルしてくれるのかを考えます。
新製品を考えるとき、1から10すべてを新しくするのは困難を極めます。部分的に異質なものを組合わせることで目新しさをプラスすることができます。今までなかったものは、技術的に難易度が高い可能性もありますが、利用者への訴求力がありそうなら、実装も易しい組合せで実験してみてはいかがでしょうか。