モデルベーステスト

モデルベーステストは、ソフトウェアやシステムの動作をモデル化し、自動でテストケースを生成することです。モデルを採用することで、時間効率よく網羅性の高いテストが可能になります。

モデルベーステスト(Model-Based Testing, MBT)は以下の順序で実行します。

  1. システムのふるまいをシンプルにしてモデル化します
  2. モデルからテストケースを自動で生成します
  3. 生成されたテストケースを実行します
  4. テスト結果と想定結果を比較し、ギャップを特定します
  5. ギャップを直します

ギャップがある際に、その原因がソースコードであればコードを直します。原因がモデルそのものであれば、モデルを修正してからテストケースを再度生成します。

上流の要件定義が不完全であった場合は、仕様を追加・修正した上で、モデリングし直し、テストケースを生成します。