モデルベーステストは、ソフトウェアやシステムの動作をモデル化し、自動でテストケースを生成することです。モデルを採用することで、時間効率よく網羅性の高いテストが可能になります。
モデルベーステスト(Model-Based Testing, MBT)は以下の順序で実行します。
- システムのふるまいをシンプルにしてモデル化します
- モデルからテストケースを自動で生成します
- 生成されたテストケースを実行します
- テスト結果と想定結果を比較し、ギャップを特定します
- ギャップを直します
ギャップがある際に、その原因がソースコードであればコードを直します。原因がモデルそのものであれば、モデルを修正してからテストケースを再度生成します。
上流の要件定義が不完全であった場合は、仕様を追加・修正した上で、モデリングし直し、テストケースを生成します。