「最高」という言葉自体が主観であり、客観性を欠いているのですが、私なりに最高のインターフェスとは何か考えてみました。
私の考える、最高のUIとはこれです。
- カンタン
- 意のままに操れる
- 楽しい
順番に説明しましょう。
カンタン
わかりやすいUIであることは最大のアドバンテージです。操作マニュアルを読まなくても、直感でわかる。メニューが見やすい。どこどどうしたら、どうなるか予測がつくことは高い安心感を生みます。マウスオーバーで追加説明があったり、インタラクティブ・システムで、双方向型のコミュニケーションが取れたり、頻繁に使う項目は事前プレフィルされていたり、少ない操作で目的が達成できるUIが最高です!
わかりやすいUIは学習コストやサポートコストが最小で済みますし、初期導入も運用保守も優しいです。
意のままに操れる
思った通りに操作でき、コントロールしやすいことは最高のUIの条件です。コマンド通りに正確な結果を返してくれる信頼度100%のUIでなくては安心して使えません。ブラウザバックしたら表示が消えたり、少し時間が経ってから操作したらバグってしまうシステムでは使い勝手は悪いです。いつでもどこでも温度や湿度等使用環境によらず自分の体の一部であるかのごとく使えること、「意のままに操れるアプリ」が最高のUIです。
楽しい
UIデザインが好き。目にうれしい。操作が快適。使っていて楽しい。快適性は最高のUIに欠かせない要素です。目的を達成する機能は世界中に溢れています。その他の大多数と差別化するのは「快適性」です。利用者を輝かせてくれるパフォーマンス。使用者が興奮して声を上げてしまいそうな圧倒的な操作性や快適性。デザイン、色合い、触感、匂い、音、エモーショナルな要素を含む楽しいUIであること。いつまでも使っていたいUIであることが最高のUIです。
やや主観的な意見ではありますが、私はこのような要素を備えたUIが、最高の顧客体験を生み、末永く使ってもらえるプロダクトになると考えています。
最後に優れたUIが持つキーワードをリストアップします。参考にしてみてください(筆者の主観ですので網羅性はありません)。
- 直感的
- わかりやすい
- インタラクティブ(対話型・双方向型)
- 安心
- 安全
- パーソナル
- 少ない操作で目的達成
- 見やすい
- 目に優しい
- 記憶しやすい
- 人間中心
- 学習しやすい・習得性
- エラー回避
- 正確
- 完全
- 一貫性
- ストレスフリー
- 不快さなし
- 高速処理
- 自動化・自動運転機能
- コントロールしやすい
- ショートカットキー
- マウスジェスチャー
- デフォルト設定
- 移植性
- 楽しい
- 易しい
- 壊れにくい
- 人間工学
- 認知工学
- マイナスがない
- 多様なインフラ・OSに対応
- カラーユニバーサルデザイン
- 好き・お気に入り
- 同色系