ラージスケールスクラム(LeSS)でも、デイリースクラムを行います。
以下、LeSSサイトより抜粋:
Daily Scrum: This is also held independently by each Team, though a member of Team A may observe Team B’s Daily Scrum, to increase information sharing.
デイリースクラムはチーム単位で行います。
必要に応じて、チームAのメンバー(代表者)は、チームBのデイリースクラムに参加し、情報の共有を図ります。
依存関係の調整会議体として、スクラムにはSoS(スクラムオブスクラム)があります。チーム単位のデイリースクラムの後に、関連するスクラムチームの代表者どうし(スクラムマスターや開発チームの代表者)が集まって行います。チーム毎の進捗状況を把握し、複数チームにまたがるリスクや課題を共有し、作業の同期を取るための調整(検査と適応)会議です。
LeSSには公式なSoS(スクラムオブスクラム)はありません。
情報共有や作業シンクロのための調整が必要なら、個々のメンバーが主体的に、率先して関連チームと話し合います。
LeSSでは、調整役を固定化したり、スクラムマスターにコーディネーションを任せたりしません。自律したチームとして、必要な調整は、開発者たちが自ら行います。
それは、依存関係のあるチームの朝会に参加することかもしれませんし、非公式な会話かもしれません。チーム各々が、主体的に判断し、自律して調整していきます。
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