アジャイルチームに必要な自己組織化は自然界にも見られる

アジャイルチームに必要な「自己組織化」や「自律したチーム」。
管理者がコントロールする中央集権的な組織・チームではなく、個々のメンバーが、その時その時の状況に適応し対応する、主体的かつ権限分散型の組織・チームのことである。
この「自己組織化」は自然界にもみられる。
  • 渡り鳥
  • アリ
  • ミツバチ
渡り鳥はどの鳥も離脱せずに目的地まで移動する。
魚も大群になっても衝突せずに泳いで移動する。空中よりも水中の方が流れや圧力が強いにも関わらず。
アリやミツバチも、道に迷って巣に帰れなくなるものはいない。そして、行動が組織レベルでぴったりと同期している。鳥にも、魚にも、アリにもミツバチにも特定のリーダーはいない。
だが、あたかも一つの生命体のように規律の取れた組織・チームなのだ。

人間が彼らのように自己組織化するには何が必要なんだろうか。
自然界のこれらの現象はまだ解明されていない部分も多いが、非常に興味深い。